白子温泉は、地下に沈んだ海草などが、長い年月を経て分解・濃縮されたと考えられており、海水に比べてマグネシウムが少なく、
ヨウ素が多いのが特徴です。上総層郡と呼ばれる第3紀から第4紀の地層中の砂と泥の互層のうち、
砂層中のメタンを主成分とする天然ガスの中に溶けて存在しています。
この「ヨウ素」は通常うがい薬や消毒に使われるもので、白子町は、このヨウ素の産出量が年間1,000トンを誇ります。
白砂青松をうたわれた名所で、今もその面影を残す九十九里浜のほぼ中央に位置していて九十九里浜唯一の温泉地でも有ります。
薄く黄色がかっている事から「黄金の湯又は美人の湯」とも称され、美肌効果や保湿効果に優れています。
地下2,000mからの天然ガスと一緒に上がってくる灌水を温泉として利用しています。
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